概要

2025年7月26日から8月1日の期間は、AI診断支援技術の実用化とロボティクス開発への大型投資が目立ちました。国内では富士フイルムのAI診断システム新版リリースとオリンパスの96億円投資が注目を集め、医療ベンチャーも36億円超の資金調達を実施。法改正・通知、SaMD関連、補助金のニュースは該当期間内に発表されませんでした。

1. 医療機器関連

AI診断支援システム最新版

富士フイルムメディカルがAIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer Ver2.7」の提供を開始しました。MRI画像向け読影支援機能を大幅拡充し、医師の診断業務効率化に貢献しました。

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内視鏡ロボティクス開発投資

オリンパスが米投資会社と共同で医療機器開発に6,500万ドル(約96億円)を投資しました。新会社Swan EndoSurgical社を設立し、低侵襲治療機器を開発しました。

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2. 医療ベンチャー関連

細胞機能工学への大型投資

Logomixが28億円の資金調達を実施しました。Angel Bridge、JAFCO、東京大学IPCなどが参加し、細胞治療技術開発を加速させました。

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自己抗体標的治療法開発

Link Therapeuticsが8億5000万円のシリーズB調達を完了しました。伊藤忠テクノロジーベンチャーズと京都大学イノベーションキャピタルが出資しました。

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AI解析ソフトウェア開発

MetaSensingがGenesia VenturesからプレシリーズA資金調達を実施しました。小型ラマン分光計と生成AI解析ソフトウェアを開発しました。

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3. 海外市況

中国医療機器規制強化

上海市が新規制ガイドラインを発表しました。2025年8月21日から施行し、滅菌機器、埋め込み型機器、革新的機器への監督を強化しました。

<参照記事>

グローバル試験サービス市場

医療機器試験サービス市場が2034年までに235億ドルに達し、年率9.5%で成長する予測です。

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弊社について

一般社団法人薬事支援機構(RSO)は、「未来の医療を支える技術の実現をサポート」というビジョンのもと、医療機器の薬事領域に特化したコンサルティングサービスを提供しています。

SaMD(Software as Medical Device)、レーザー等の能動機器、カテーテルをはじめとした非能動医療機器など、幅広い医療機器を対象に、開発初期段階から承認申請後までの一貫した伴走型コンサルティングを行っています。

医療機器業界の複雑な規制環境において、お客様の製品が円滑に承認を得るためのプロフェッショナルなサポートを国内向けに展開。製品の特性や開発フェーズに合わせた最適なアドバイスと戦略を提供しています。
詳細なサービス内容や個別のご相談については、当サイト下部の問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。

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